2026/10/15 07:00

10月15日は「きのこの日」。1995年に日本特用林産振興会が、きのこの消費拡大や生産振興、正しい知識の普及を目的に制定した記念日とのこと。


ということで、きのこや雑木林の世界をもっと知りたい方(いますか?)、お子様と一緒に学びたいという方におすすめの本を3冊ご紹介します。


どれも、対面販売の軒先や原木しいたけの収穫体験イベントなどで、野生のきのこ・原木栽培・菌床栽培の違いをお伝えする際に、私たち自身が参考にしたり、活用したりしてきた本たちです。一見子ども向けですが、大人が読んでも楽しめる本をピックアップしました。


①『小学館の図鑑NEO きのこ[改訂版]』

出版社:小学館

きのこの種類や特徴を、カラフルな写真とともに紹介する図鑑。森の中で見かけるきのこには、実にさまざまな色や形があり、私たちの雑木林にも多様なきのこが存在しています。


食用として親しまれているものから、毒を持つものまで、ページをめくってもめくっても飽きません。


②『はじめての発見3 きのこの本』

原案・制作:クロード・デラフォッス、エリアドール、ガリマール・ジュネス社/絵:エリアドール/訳:手塚千史/出版社:岳陽舎

フランス生まれのしかけ絵本。透明なフィルムを使った仕掛けが特徴で、大人でも不思議と引き込まれ、きのこの世界に親しめる一冊です。


図鑑とはまた違った視点で、きのこの姿や育つ様子を知ることができます。初めて手に取ったとき、その仕掛けと美しさに感動して、思わず購入した一冊です。


③『雑木林の一年』

作:向田智也/出版社:小学館

雑木林の四季を、人の営みとそこに暮らす生き物たちの姿を通して描いた絵本。冬の原木の伐採から春のしいたけの植菌作業まで、私たちにもなじみ深い仕事の数々が登場します。


雑木林は、ただ木が生えている場所ではなく、人が手を入れ、木を育て、利用することで維持されてきた場所だったはず。ですが、今はどうでしょう。今の雑木林を取り巻く環境についても、考えさせられる一冊です。


きのこを知ると、雑木林の見え方も変わる

原木しいたけを育てていると、きのこは単なる食材ではなく、自然の営みと人間の暮らしに深く関わる存在なのだと気づかされます。


野生のきのこ、原木栽培のきのこ、菌床栽培のきのこ。それぞれの違いを知ると、いつもの食卓に並ぶきのこの見方も少し変わるかもしれません。


菌の世界は、一度足を踏み入れると沼です。


「きのこの日」をきっかけに、身近なきのこや雑木林の世界をのぞいてみませんか🍄